ヘルパーとして働くこと

私はヘルパーになって4月で2年目を迎えます。66歳での応募でした。初めは、私に勤まるかどうかとても不安でした。面接の時、「年齢ではありません。”やるき”です」という言葉をいただき、背中を押され、「まずは1年挑戦してみよう」と登録させていただきました。
資格を取ったのは10年前なので、すっかり忘れています。しかし、職場でのきめ細やかな研修体制と、指導のお陰で、「プロの仕事とは?」が解るようになってきました。実技面ではまだまだ課題が多く、とにかく研修、実践の積み重ねあるのみと頑張っています。
「素晴らしい出会い」
この仕事を通しての大きな収穫は、利用者さん、職場のスタッフ、ヘルパー仲間と、3者の出会いに恵まれていることです。私がこれから歩む道を先に歩いておられる年長の利用者さんから、「お世話になりました、助かります、ありがとう、風邪をひかないでね、」等感謝や、労いの言葉かけをいただくと恐縮してしまいますが、とても幸せな気持ちになります。
事務所では、「より良い介護」を提供するために、若いスタッフが笑顔できびきびと働いている姿を目にします。時には厳しい「指導」も受けますが、ヘルパーとしての質の向上のためには当然のことだと思います。
また、訪問先では、前回のヘルパーの仕事の引き継ぎ行う時、その仕事ぶりを、垣間見ることとなります。誠実で完璧な先輩ヘルパーの仕事の足跡?を見るにつけ、尊敬の念を抱くとともに、「私も」と仕事に力が入ります。
「わたしのモットー」
「その人らしい人生を大切に、少しでも健やかに過ごせるように、お手伝いしたい。」
調理、掃除、洗濯などの家事も上記の視点で仕事を進めると、いろいろ工夫することが楽しくなってきます。4月から、3年目、もう1年頑張ってみようと思う今日この頃です。
ヘルパーとして働くこと01
吉田 園子