地震

3月11日 東北方面で大規模地震が発生しました。
えびな北高齢者施設も、大きく揺れましたが、幸い生活されている方は皆さま無事でした。
しかし、今もたびたび起こる余震に不安を隠せない方が多く見られています。
地震発生から1週間すぎ、被災地救援の為にさまざまな活動を始めています。
① 被災地応援派遣募集:現時点で介護課からは7名の職員が名乗り出ています。
 被災者の方を助ける為、出来る事をしたい!こんな経験はできない。是非いかせてほしい・・など、声をあげた職員は、皆、強い思いを持っています。
 いろいろな経験ができる、とてもいい機会に出会えた事に、期待をもって支援にいってきます。(残った仲間がえびな北に住まれるご利用者を守るので、安心してください)
② 計画停電:上今泉地区も停電の区域になっています。計画停電により電気もガスも水道も使用できません。懐中電灯の明かりで食事をし、お風呂は入れる時間を見つけ入っていただくこと等しています。エレベーターもつかえません。
ご利用者の方もご理解してくださって、その時間を過ごして頂いております。
この計画停電を通して、これまでどれだけ贅沢な生活をしていたのか、と反省することばかりです。またいざ災害が起こった時に準備しておくもの・必要なもの・・初めて気が付く事ができました。
不便はあります。しかし被災地の方はもっと不便な生活を強いられている。
自分達ができること、「節電」に努めていきます。節電はずっと継続していこうと思います。
・・・今回の地震で、ご利用者も職員も精神的なダメージを受け初めています。
 今後の不安、どうなるんだろう・・という気持ち。
 でも、職員は皆、前向きです。ご利用者を支える為に、自分達の使命を果たそうとしています。通勤にも不便がありますが、2時間かけて自転車でくる職員。車はやめて自転車に代えた職員・・ご利用者の気持ちが落ち込まない様、明るくなるよう関わっています。
 ただ、戦争や今回の地震に値する大規模地震を経験されている方ばかりなので、私達が教えて頂く事も多いです。本当は私達が支える役目なのに・・感謝の気持ちばかりです。
 日本の復興の為に、施設全体で「今、自分達にできること」をしています。
 被災者の方の為に、ここに住むご利用者を守る為に、全職員が皆、工夫し・支え合っています。 ご利用者も、ご家族も、職員も・・今の気持ち・行動は、すばらしいな・・と思います。今後何が起こるか分かりません、でも、私達が出来る事、すべきことに全力でと力みます。中心会の「ミッション・ビジョン」はまさにこの事と思います。
2階介護課  唐澤