赤シャツへ

「被災地で頑張っている 赤シャツへ。」                 
「地震から1ヶ月経つけれど、元気でやっているか、
毎日赤シャツの夢を見るよ。
一緒に川崎に買い物に行く夢だったり、話をしている夢だったり、元気でいるか心配している。
自分の家がなくなってしまって大変だと思う。
でも、今は両親の為に頑張る時だよ。
そして地元の友達の為に頑張ってほしい。
今の一番の願いは元気でいてくれることだが、
帰ってくることが出来たら一緒に川崎に買い物に行ってほしい。
それまでにもう少し歩けるように頑張るからな。
赤シャツの事が好きな理由を聞かれても、困る。
何とも言えない、何かがすごく好きなんだよ。
今度電話で声が聞きたいと思っている。
抜け駆けして電話している人がいるから怒ってやったよ。
それじゃあ、頑張れよ。
3階3ユニット 入居者 Yより」
赤シャツへ01
・・・3ユニット職員で実家が津波で流され被災者となった仲間がいます。
今、実家で被災地の方の為に、一生懸命活動してくれています。
ユニットのご利用者の方はよく気にかけてお話して下さっています。
そんな中で、この職員の事が大好きなご利用者の方に、メッセージを頂いています。
代筆させていただきましたが、そのままのメッセージです。           
届きますように。
そして、このような関係を築けている、そんな職員がいる事を嬉しく思っております。
 
3階介護課  唐澤