えびな北 夏祭り お礼

盛夏の候、皆様には益々のご清栄のこととお喜び申し上げます。
日頃より、社会福祉法人 中心会 えびな北高齢者施設の活動に深いご理解とご協力を賜り、
心よりお礼を申し上げます。
夏祭りを実施するにあたり、今年は、5丁目自治会様・慶泉幼稚園様に提灯を貸していただきました。椅子は、上星小学校から貸していただきました。
120個もの灯篭を作ってくださった林様、病気を押して電気設備をしてくださった長久様、
灯篭に習字紙を張ったり、盆踊りの練習に付き合ってくださった生き生きクラブ様、地域・学校関係のボランティア様、施設の仕事を請け負って下っている多くの業者の方々、えびな北家族会役員の皆様、上星小学校の4年生のみなさんには夏の絵を描いていただきました。
4丁目自治会長の栗山様には、あれこれと相談をさせていただきながら準備をしてきました。
東柏太鼓様、マレバエコーズ様の演奏は毎年お願いしています。
本当に多くの方々に支えていただき、夏祭りが開催できました。ご協力いただいた皆様に感謝いたします。
今年は「えびな北 夏祭り」を開催するべきかどうかについて非常に悩みました。
この度の、東日本大震災の影響を受け、厚木の花火大会の中止が決まり、猛暑・酷暑による計画停電の実施の可能性を否定できない状況もありました。日本中が節電を実施しなければいけない状況でありながら、お祭りを行っていいものかと散々考えました。
3月末から岩手・宮城の被災地に中心会の職員がかわるがわる行っています。介護スキルを使って被災地で活動してもらっています。東北の被災地の特徴として隣近所の関係が密であることでお互いに助け合いができるコミュニティーができていたということがあの地域の強みであると感じました。私たちの地域ではどうでしょうか。どこにだれが住んでいるかが100%わかる関係はできていません。
このような行事などを通じて地域の方々と知り合いになって、その結果、お互いに助け合える関係を築けるということになるのだと思いました。楽しいことばかりでなく、あのような悲惨な状況になった時にこそ助け合える関係づくりをしておかなければいけないと強く感じました。
施設をご利用いただいている方へのお手伝いだけではなく、地域にお住まいの方、子どもたち、他の事業者の方も含め、それぞれができることの知恵を出し合いながら、数十年先になるのか、いつ起こるかわからないですが東海大地震などへの準備を一緒に進めていきたいと思いました。それが今を生きている私たちができること、やっておかなければいけないことではないかと思います。
地域の皆様に導いていただきながら、中心会 えびな北高齢者施設と地域の方々が一体になって海老名が住みよい安心できる街づくりをしていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
※中心会職員が活動している被災地:陸前高田市の美しい風景の絵ハガキを同封いたします。あの震災を忘れずに、私たちの地域のつながりを考えるきっかけになれば幸いです。
社会福祉法人 中心会 えびな北高齢者施設
所長 菅原里美
平成23年8月吉日