3月の苦情・要望
3/4発生
■ 事実関係
3月3日にご家族より、3月の通所利用について土曜日はすべてキャンセルにすると電話で伝えていただいていたが、担当職員は、その情報をデイサービスに伝えていなかった。
その結果、3月4日(土)にお迎えに伺いました。ご利用者は出かける仕度ができていない状態で、ご家族も不在でしたが、確認もせずに勝手につれてきてしまった。
■ 当組織は起きたことについてどのように評価したか
①知らせを受けた職員が、サービス利用に基づく提供表の事実確認を怠った。
②迎えに行った職員が、仕度ができていない状態があることについて部署との報連相の基本の行動ができていない。
■ なぜ起きてしまったのか(原因)
①
該当職員は、画面上の提供表を見て、すでにキャンセルされていると思い込んでしまい、デイサービスにキャンセルされているかどうかの確認をしなかった。その結果、家族からの情報が正しく伝わらなかったことで迎えに行ってしまったことで怒らせてしまった。
②
迎えに行った職員が、家族が不在で仕度ができていない状態であった。家族が近くの家にいるのにも関わらず家族の了解を得ず、勝手につれてきてしまったこと。
■ どのような対策をとっていくか(又は、対策をとったか)
①該当職員へ起きた事実に基づきどのように行動すべきかについて再教育を行った。
サービス変更の連絡があった際には、関係事業所へ必ず情報提供をして変更手続きが確実に実施されたことを確認すること。
②デイサービスの職員には、状況がいつもと違うことがあった場合には、勝手な判断をせず、事業所へ連絡をして指示を仰ぐように指導を行った。
■ 申し立て人に対して事業所が行なったこと
発生当日に、起きたことについて事実を確認して、謝罪の電話を入れた。
後日、担当ケアマネより回答書をお渡しする。
3/16発生
■ 事実関係
・ご本人様から、A職員について、「ある職員が怖い。その職員から「私を懲らしめようとしているのですか?」と言われた。「自分はそんなことを考えないよ。言い方が悪かったらすみません」と言ったら、「なんでそんな狂言を言うのですか。皆に謝って下さい」と言われた。その職員がいると怒られそうで頼めない。誰にも言わないでほしい。また何か言われてしまうので・・・」とお話しがある。
・ご本人様から指摘を受けた職員は、ユニットケアという職場環境の中で、一人で判断し、行動するということに不安を感じており、余裕がない状態であった。そのため普段からご本人様が望むような気配り、関わりができでいない状態であったと思われる。
■ 当組織は起きたことについてどのように評価したか
介護職員として、支援をしていく中でご利用者が望む、気配り、関わりができていなかった。
■ なぜ起きてしまったのか(原因)
・該当職員は、態度、マナー及び高齢者への精神的フォローなどについてのスキルが不足していた。
・該当職員への指導、バックアップの体制の不足。
■ どのような対策をとっていくか(又は、対策をとったか)
・ご指摘を受けた職員に対して、ご利用者様とのコミュニケーションの取り方などについて、指導、教育を徹底すると共に、スキルアップのための支援を行う。
■ 申し立て人に対して事業所が行なったこと
・4月27日に所長、課長より、ご本人様に「回答書」の内容を説明し、了承を得る。