6月の苦情・要望
6/19発生
■ 事実関係
・デイ初回利用日にご本人様より「麻雀ができるデイサービスだと言われて、利用をしたのに、見学のみで参加することができなかった。参加するには、事前に登録が必要だと言われた。今後の参加についても、言語障害があり、牌を並べるのも介助が必要な状態では、参加が難しいと代表者に言われた」とお話しがある。
・家族よりも「それなら(事前の申し込みが必要なら)最初に教えてくれるべき、(本人に介助が必要なことについて)一度本人に会っているのにわからなかったのか?「麻雀ができる」ということを何度も確認したのに残念である」とお話しがある。
・契約時に家族より、「デイサービス利用時に麻雀はできるか?」と聞かれ、担当相談員は「できる」と回答している。デイサービスの介護計画にも、「麻雀が好きで、DS利用中に麻雀ができるところを探していた。」「月曜日の利用時は、地域包括支援センターが主催している麻雀倶楽部にお誘いする」と記載している。
■ 当組織は起きたことについてどのように評価したか
・ご本人様は、「麻雀をする」ということを目的にデイサービスを利用したのに、実際は麻雀ができず、ご本人様が希望するプログラムの提供ができなかった。
・ご家族様、ご本人様に「麻雀倶楽部」の参加について、事前の問い合わせや見学、登録等が必要な旨の説明をしておらず、「確実に参加できる」と誤った説明をしてしまった。
■ なぜ起きてしまったのか(原因)
・担当相談員は以前、「麻雀倶楽部」の活動に参加していた利用者がいたことから、思い込みでご本人様も参加できると判断し、説明してしまった。またご本人様の身体状況から、麻雀の参加が難しい可能性があることに気づけなかった。
・ご本人様の介護計画について、「相談係係長が閲覧していない」など、内容について、充分なチェックができていなかった。
・通所介護課については、麻雀倶楽部の参加について、「事前の問い合わせや見学が必要」なことの理解が不足しており、その部分の担当相談員への確認が不足していた。
■ どのような対策をとっていくか(又は、対策をとったか)
・相談員、通所介護課の職員に、サロンの参加については、事前に参加者との調整、見学等が必要な旨、周知する。
・プランの内容等について、相談員係内での情報共有について、正確、確実に行なえるように検討する。
■ 申し立て人に対して事業所が行なったこと
・回答書をお渡しし、謝罪する。