管理職異動のご挨拶
えびな北高齢者施設の創立は平成21年6月でした。6月1日、はじめての入所を受け入れた日、空は高く青く晴れていました。その日の空を今も忘れることはできません。その時点から今日まで、様々な壁にぶつかりました。
今もってえびな北高齢者施設は完璧な施設ではありませんが、利用者と家族がお互いに“あなたがいてくれて良かった”と感じあえる施設に成長したように思えます。
ここまで来ることができたのは、多くの方の支えがあったからです。所長一人では何もできません。職員がいて、家族がいて、地域の方がいて、やっと利用者を支えることができます。そのことを真から実感した2年間でした。
4月からえびな南高齢者施設の配属となりますが、そのことを忘れず、利用者を支えていきます。本当に皆さん、ありがとうございました。
えびな北高齢者施設が開所して6月で丸2年になります。時間の流れが速すぎて自分がついていけない状況です。と言っても、2年間全部が自分の時間でした。(笑)
いろんな事がこの2年間でありました。失敗もしました。ご迷惑もかけまました。自分に苛立ち悔しい思いもありました。でも、全体の小さな成長を喜ぶことも出来きました。
開所当初は、ユニットという設備に慣れなくて全体を見渡せない環境がつらかったです。これは、ユニットケアについて理解していない証拠です。自分の仕事のしやすさが優先しているからです。入居している方々の生活をしっかり受け止め、どうすれば安心してくつろげて楽しんで生活が継続できるようになるかを真っ先に考えられていれば見渡すことはできるのです。今は、少しですが見ることができるようになってきたかな、ユニットケア・高齢者介護が少し解ってきたかなという成長ぶりです。
この4月よりえびな北の所長という職務を任されることになりました。責任の重さに非常に緊張しています。
自分で何でもできるスーパー所長をめざすつもりはありません。スーパー所長になるには私は力不足です。でも私の力不足の部分を、ご利用者・ご家族・ボランティアの方々・地域の方々・施設に関係する各職種の方々、中心会という法人に属するスタッフ、えびな北施設に属する全てのスタッフに補っていただきながら、協力していただきながら「家にいるように安心できる施設」を作って行きたいと思っています。
皆様のご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。